今回の記事では『Premiere Pro』のショートカットキーの設定方法について解説していきます。ショートカットキーを設定することで得られる最大のメリットはこれです↓

編集スピードを早くするための大事なワークスペースのカスタマイズ方法も紹介しています。こちらからご覧ください。
『Premiere Pro』ワークスペースの設定方法|効率の良いワークスペースの設定を紹介!
僕自身、動画編集を始めたての頃は、特に編集スピードの遅さに悩んでいました。編集が遅いということは、そのぶん時給単価が下がり、自分の自由な時間も減るということです。逆に言うと、編集のスピードを最大限に高めることができれば、次のことを得られます。

だからこそ、「これから本格的に編集を始める人」「ショートカットキーの設定方法が分からない人」「まだショートカットキーを設定していない人」は、これから紹介する内容をいますぐ実行してください。さっそく本題に入っていきます。
ショートカットキーの設定方法
『Premiere Pro』|ショートカットキーとは?
最初に「そもそもショートカットキーを使うと何ができるの?」という人もいると思うので少しだけ説明しますね!
カットの工程を①ショートカットを使用しなかった場合②ショートカットを使用した場合との2つの方法で見ていきます。違いがハッキリとするので分かりやすいです。
カット|①ショートカットを使用しなかった場合

レーザーツールを使用して2箇所をカット。


カットしたら消したい部分をDeleteキーで削除。

空白部分が生まれるので、選択してもう一度Deleteキーで削除します。

これでショートカットを使用しなかった場合のカット完了です。続いてショートカットを使用した場合のカットの方法を見ていきます!
カット|②ショートカットを使用した場合

設定しているショートカットキー(僕の場合:K)を使用してカット。



設定しているショートカットキー(僕の場合:P)を使用して、前の編集点の再生ヘッドまでリップルトリミング。これでカット完了です。
違いは分かったでしょうか?
ショートカットを使用した場合は、空白部分が生まれることなく、設定したキーボードの位置をクリックするだけで簡単にカットが完了しました。一度のカットだけでみると、本当にわずかな時間の違いですが、編集全体を通してみると大きくかかる時間も変わってくるので、ぜひショートカットキーを設定してください。
『Premiere Pro』|ショートカットキーの設定方法
「ショートカットキーを設定するの難しそう」と思うかもしれませんが、触ってみると全然難しくないので安心してください!

『Premiere Pro』を開き画面左上の『Premiere Pro』→『キーボードショートカット』をクリックします。



『Premiere Pro』|最初に設定したいショートカットキー3選

上記3つのショートカットキーを設定することで、動画編集の基本である『カット』の時間を大きく短縮することが可能です。キーボードショートカットの設定画面を開いて、それぞれ好きな位置にドラック&ドロップしていきましょう。
「編集点を追加→E」「編集点を前の再生ヘッドまでリップルトリミング→Q」「リップル削除→W」の位置がオススメだと動画編集歴8年ほどの方には教えてもらいました!
僕自身が左利きのため、「編集点を追加→K」「編集点を前の再生ヘッドまでリップルトリミング→P」「リップル削除→@」の位置にしています。
利き手などを含め自分の押しやすい位置を研究してみてください。
『Premiere Pro』|設定すると便利なショートカットキー4選

これらを設定しておくことで、パネルをすぐに開くことができるので便利です。自分がよく使っているものをショートカットキーとして設定しています。もちろんキーボードの場所は自由に設定してください。
まとめ|ショートカットキーを使いこなそう!
ショートカットキーは設定できましたか?
ショートカットを実際に使ってみるとわかりますが、とても便利で、慣れると編集のスピードも大きく変わっていきます。人によって編集する動画の内容次第で、『Premiere Pro』でよくする動作も違います。なので、実際に動画編集をしていく中で、自分のよく使うものを使用しやすいようにショートカットキーを設定していきましょう。
追伸|「編集に時間がかかる…」はみんな悩む
「編集に時間がかかる…」動画編集を始めた人みんなが悩み、「どう改善していこう?」と模索していく部分だと思ってます。今回はそれの改善策として、『ショートカットキーの設定』を取り上げました。
他にも『ワークスペースのカスタマイズ方法』など、動画編集の作業を早める方法についても本ブログでは力を入れて発信しています。
「〇〇について悩んでいる」「〇〇の方法があれば知りたい!」などと言った悩みや要望があれば、気軽にX(旧Twitter)へご連絡ください。「ブログ見てきました」と一言いただければ、気づき次第すぐ対応します。
最後まで読んでいただきありがとうございました!一緒に頑張っていきましょう。